校舎からのお知らせ
2020年 1月 19日 【センター試験二日目】地学基礎の解答速報・設問別分析・学習アドバイスです!!!
~設問別分析~
第1問 固体地球
A
問1 中学理科でも学ぶ初期微動継続時間の問題である。
問2 プレートの3つの境界の理解を問うている。
B
問3 水流と重力による地層形成とその後の地殻変動が問われている。
問4 オゾン層完成以降の植物の進化が分かっていなければ難しい。
C
問5 岩石名が分かっているので、マグマの分化が分かっていれば解ける。
問6 プレートテクトニクスと変成作用へのきちんとした理解が必要である。
第2問 気象と海洋
A
問1 反時計回りに風が吹き込む様子を作図しながら考える必要がある。
問2 温帯低気圧の構造を問う中学レベルの内容である。
B
問3 海水の熱塩循環の仕組みが分かっていれば平易である。
第3問 宇宙
問1 宇宙の歴史を順序立てて理解していなければ解けない。
問2 昨年度の追試や高卒認定試験に類題がある。球状星団がややわかりにくいか。
問3 太陽系の惑星を比較するという典型問題である。
第4問 自然災害
問1 地震災害についての常識的な問題である。
問2 火砕流に関するきちんとした理解を問う頻出問題である。
問3 単位変換を伴う計算問題である。単位を理解できれば平易である。
~学習アドバイス~
センター試験地学基礎の特徴
皆さんが受験する2021年1月の共通テストは、初めて実施される共通テストです。今回のセンター試験と課程は同じですので、内容的な変化は無いと思われます。センター試験と同様、共通テスト地学基礎は、地学基礎の教科書からまんべんなく出題されるでしょう。共通テストはマーク形式ですが、私大入試とは違い、本文を読まずに選択肢だけから答えが出たり、きちんと計算をせずに計算問題が解けたりすることはありません。試験時間が30分という限られた時間で15問前後を解答することになります。地学基礎とはいえ、単純な知識問題は少なく、様々な分野の知識や考察力が必要です。また、煩雑な計算問題はありませんが、基本的な計算力も必要です。とりわけ、単位の計算や比・比例の考え方には習熟する必要があります。図やグラフも、教科書や資料集に載っているような典型的なものがほとんどですが、内容をしっかりと理解しておきましょう。
これからの学習について
まずは教科書を繰り返し読み、内容を理解しましょう。共通テストの問題は設問が複数の分野にまたがるため、教科書を数ページ読んだだけでいきなり問題を解くのは大変難しいです。教科書の実験・考察にもじっくり目を通しましょう。基本的な知識を頭の中で「モデル化」した後に、過去問を解いてみましょう。必要があれば、中学校の教科書や参考書も利用しましょう。問題を大量に解くのではなく、「現象の理解」「モデル化」が大切です。
模試の活用
地学基礎のセンター試験の過去問は今年度を含めて6年分しかありません。演習不足にならないよう、全国統一高校生テストを含め、年間6回実施される東進の「共通テスト本番レベル模試」を活用しましょう。旧課程の過去問を解くときは、地学基礎に相当する問題を分野別に選び、解いてみましょう。
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