【センター試験一日目】政治経済の解答速報・設問別分析・学習アドバイスです!!! | 東進ハイスクール奈良校|奈良県

校舎からのお知らせ

2020年 1月 19日 【センター試験一日目】政治経済の解答速報・設問別分析・学習アドバイスです!!!

~設問別分析~

【第1問】政治・経済総合問題
民主主義の平等概念、市場経済の事例、格差問題と労働法規、価格機構、地方自治と外国人の権利などについて問われている。問6のグラフ問題は、知識を問うような問題では無く、純粋なグラフ読み取りの問題である。問8の需要供給曲線の問題は、需給曲線の単なるシフトの問題と異なり、思考力を問う問題となっている。しかしながら、いずれの問題も基礎分野から出題されている。
【第2問】国家の役割
政治分野と経済分野から幅広く出題されている。社会保障制度の国内外の事例、外国人と政治のかかわり、財政と国家経済、地方自治などについて問われている。問3の資料問題は、頻出資料からの出題となっている。
【第3問】今日の国際経済
南北問題と国際機関、貿易取引の決済手段、地球環境問題と国際機関、各国のODAなどについて問われている。問3の為替取引は、やや珍しい問題であるが、論理的な思考を持って解けばおのずと解答を導くことができる。問8の資料問題は、頻出資料からの出題となっている。
【第4問】民主主義と各制度
民主主義の成立と各国の法制度、現代民主主義の特徴など基礎的なものが多い。問6のナチスについて問う問題はやや珍しい。大衆民主主義をテーマとしているのは、現代世界におけるポピュリズムの隆盛を背景にしていると考えられる。 

~学習アドバイス~

センター試験最終回を終え、いよいよ来年度から既に2回行われた「試行調査」を参考に「共通テスト」の対策を立てていかなければなりません。基本方針として「思考力」「判断力」を測る「考えさせる問題」が中心となり、設問形式や構成、参考教材なども大きく変わっています。
第1に、大問のリード文が無く各設問中に長・短の文章が有り、文章内容の把握力・要約力・関連性・因果関係を判断させる設問になっています。従って、文章を多く読み内容を早く掴めるかが勝負となります。これは普段から文章を読みこなし、早く内容を理解する国語力を測定しているともいえます。
第2に、解答を語群選択するものが圧倒的ですが、複雑な選択肢を構成し複数の用語・概念をセットで正解しないと得点にならない場面が出てきます。断片的・部分的理解では得点できず、トータルとして知識への完璧な理解が無いと得点にならないのです。また、正解を複数全部選択させたり、連続した設問をセットで解答させるものもあります。
 対策としては、普段から教科書を超越した広い視野で、時間的因果としての歴史的つながりとグローバルな空間的関連を基礎に、現在の社会問題を総合的に考える習慣を身につけ、系統的に理解しておくことが必要です。文章を読んで判断する訓練をしなければなりません。難度は高いですが、今このような力が求められているため「共通テスト」が生まれたと言えます。
 まず、類題や演習問題を多数経験し、模擬試験などを受け実践力を養うこと。さらに新聞を読み時事ニュースにも関心を持ち、教科書のどの分野に関連する事項かも意識をすること。さらに、多数の資料を駆使した設問が必ず出るので、参考資料集やネット検索などで資料の見方・利用の仕方、それが社会問題のどの部分に関するものかを、普段の時間的余裕のある時に実行し早く慣れておきましょう。
 「共通テスト」は、とにかく設問が複雑に構成されていて、文章量や資料が圧倒的に多く、相当に訓練したものでないと時間がかかる内容になっています。当然、難度は上がり中途半端な断片的知識では太刀打ちできない恐れがあります。準備は早くスタートし、まずはこの新傾向の問題に早く慣れることが大切です。

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